【初心者向け】生白キクラゲの正しい茹で方とは?プリプリ食感を引き出す下処理&レシピ
- 道敬 大塚
- 7月1日
- 読了時間: 3分

生の白キクラゲは、みずみずしい風味と独特の食感で人気が高まっている食材です。乾燥タイプに比べて扱いやすく、調理も時短で済むことから、日々の食卓にも取り入れやすい存在です。
「どうやって茹でたらいいの?」「茹で時間はどれくらい?」といった疑問にお応えするため、この記事では、失敗しない基本の茹で方とポイント、保存方法、簡単なレシピをご紹介します。
生白キクラゲとは?
白キクラゲはキノコの一種で、「銀耳(ぎんじ)」とも呼ばれ、中国や東アジアの食文化の中で長く親しまれてきた食材です。中でも「生白キクラゲ」は、乾燥タイプとは異なる瑞々しさが魅力。
ぷるぷるとした自然な食感が楽しめる
下処理が簡単で調理の時短になる
和洋中を問わずさまざまな料理に応用できる
など、調理初心者の方にも扱いやすいのが特長です。
生白キクラゲの茹で方|5つの基本ステップ
STEP1|石づきを取り除く 根元のかたい部分(石づき)は包丁で削ぎ落としましょう。食感が悪くなる原因になるため、丁寧にカットするのがポイントです。
STEP2|やさしく洗う ボウルに水を張って、白キクラゲをふんわりと洗います。こすらず、軽く揺らすようにして表面の汚れを落としましょう。
STEP3|手でちぎる 繊維を壊さず自然な食感を保つには、包丁ではなく手でちぎるのがおすすめ。加熱で縮むので、やや大きめにちぎるのがコツです。
STEP4|1〜2分ほど茹でる 沸騰したたっぷりのお湯に入れ、1〜2分さっと茹でます。時間が長すぎると食感が損なわれるため、タイマーを使って調整しましょう。
STEP5|冷水にとって引き締める 茹でたあとはすぐに冷水に取って粗熱を取ります。これにより、白キクラゲのシャキッとした食感が際立ちます。
茹でたあとの保存方法
冷蔵保存(2〜3日):水気をよく切り、密閉容器に入れて保存します。
冷凍保存(1か月程度):小分けにしてジップ付き袋で冷凍。解凍後はスープなど加熱調理がおすすめです。
簡単に楽しめる!活用レシピ3選
白キクラゲときゅうりの梅サラダ
【材料】
茹でた白キクラゲ:30g
きゅうり:1本
梅肉・ごま油・しょうゆ:適量
【作り方】
白キクラゲときゅうりを和える。
梅肉・調味料で味を整える。 → さっぱりした味わいで箸が進みます。
白キクラゲと卵の中華スープ
【材料】
茹でた白キクラゲ:50g
卵:1個
鶏ガラスープの素・ごま油:適量
【作り方】
スープを作り、白キクラゲを加えて煮る。
溶き卵を加えて火を止め、香りづけにごま油をたらす。 → 手軽に満足感のある一杯です。
白キクラゲと梨のやさしいデザート
【材料】
茹でた白キクラゲ:30g
梨またはりんご:1/2個
はちみつ・レモン汁:適量
【作り方】
材料をカットして和える。
よく冷やして盛りつける。 → フルーツの甘さと白キクラゲの食感が楽しいデザートに。
よくある質問(FAQ)
Q:茹でずに食べても大丈夫? A:安全のため、基本的に一度加熱してからの使用をおすすめします。
Q:縮むのが気になる…? A:白キクラゲは加熱でやや縮みます。あらかじめ大きめにちぎると良いでしょう。
Q:茹で汁はどうする? A:風味が出るため、スープのベースに活用する方もいます。
まとめ:生白キクラゲの魅力を引き出すには“茹で方”がポイント
みずみずしく自然な食感が魅力の生白キクラゲは、茹で方によって美味しさが大きく変わります。適切な下処理と加熱時間を意識することで、料理のアクセントになる素材として活躍します。
サラダやスープ、デザートまで幅広く使えるので、ぜひ日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?



