【更年期のゆらぎに】白キクラゲが女性の味方になる理由とおすすめの取り入れ方
- 道敬 大塚
- 7月1日
- 読了時間: 3分

はじめに:自然の食材でゆらぎをやさしくサポート
40代後半から50代にかけて、女性の体にはさまざまな変化が訪れます。なんとなく疲れやすい、気分の波が気になる、肌や髪が乾燥しやすくなった――。このような「ゆらぎ」を感じる方も少なくありません。
そんな時期にこそ、毎日の食事を見直すことがやさしいセルフケアの一歩になります。なかでも注目されているのが「白キクラゲ」。その独特な食感と自然な栄養バランスが、健やかな日々を支えてくれる存在として注目されています。
白キクラゲとは?見た目も食感もやさしいきのこ
白キクラゲ(銀耳・しろきくらげ)は、ぷるんとした半透明の見た目と、やさしい風味が特長のきのこ。中国では古くから食材として親しまれ、日本でも徐々に日常の食卓に取り入れられつつあります。
乾燥品や生タイプなどがあり、料理の幅も広く、スープやサラダ、デザートにも活用しやすい万能食材です。
更年期世代にやさしく寄り添う理由
白キクラゲは、美容や健康を意識する方にうれしい成分を多く含んでいると言われています。以下のような特徴が、ゆらぎやすい時期の食生活に自然とフィットします。
1. ゼリー質の多糖体で“潤い”をサポート
白キクラゲに含まれる「トレメラ多糖体」と呼ばれるゼリー状の成分は、保水力が高いことで知られています。料理に使うことで、食感だけでなく“内側からのしっとり感”を意識した食習慣づくりに役立ちます。
2. 食物繊維が豊富で、お腹にやさしい
水溶性食物繊維を多く含み、腸内環境を整えたい方におすすめ。すっきりとした毎日を目指すための食材として、日々の食卓で活躍します。
3. ビタミンDや鉄分も含有
白キクラゲには、女性に不足しがちな栄養素も含まれています。食事のバランスを意識したい方にとって、うれしいポイントです。
栄養素 | 含まれる理由例/期待される役割(食品として) |
トレメラ多糖体 | 潤いを意識した食生活のサポート |
水溶性食物繊維 | 毎朝すっきりを目指す方におすすめ |
鉄分 | バランスのよい栄養摂取を意識したい方に |
ビタミンD | 元気な毎日を応援する成分のひとつ |
白キクラゲのおすすめレシピ3選
● 白キクラゲと豆乳のやさしいスープ
材料(2人分)
白キクラゲ(戻したもの)…30g
無調整豆乳…300ml
生姜すりおろし…少々
味噌…小さじ2
塩・こしょう…少々
作り方
白キクラゲは細かくちぎる
鍋に豆乳とキクラゲ、生姜を入れて加熱
味噌を溶かし、塩こしょうで調整して完成
やさしい味ととろみで、ほっとする時間にぴったりです。
● 白キクラゲとフルーツのデザート
フルーツ(りんご、キウイ、みかんなど)と一緒に白キクラゲを合わせ、レモン果汁とハチミツをかけるだけ。さっぱりとした味わいで、ビタミンもしっかり摂れます。
● 白&黒きくらげのWきのこ炒め
鉄分やミネラルを意識したい方におすすめの一品。にんじんや玉ねぎなどの野菜と一緒に、ごま油で炒めるだけ。ごはんにもよく合う副菜です。
購入の際のポイント
国産・無農薬で栽培された白キクラゲを選ぶと安心です
生タイプならぷるんとした食感を手軽に楽しめます
乾燥タイプは保存性に優れ、日々の常備食材としても便利です
イルミファームなどの通販サイトでは、産地や栽培方法の明記があるものも多く、選ぶ基準として参考になります。
まとめ|“食べるケア”で自分らしい健やかさを
更年期は、誰もが通る自然な変化の時期。だからこそ、毎日の食事からやさしく体に向き合うことが大切です。
白キクラゲは、無理なく続けられる自然な食材のひとつ。スープやデザートなど、心がほっとする一皿から始めてみませんか?
あなたの毎日が、少しでも軽やかに整っていきますように。



