ハーブティーと健康の、やさしい関係。毎日の一杯からはじまる、心と体の整え時間🌿☕
- 道敬 大塚
- 8月5日
- 読了時間: 4分

はじめに ― 健康ってなんだろう?
「健康に気をつけてね」そんな言葉をよく耳にするけれど、いったい健康ってなんだろう。
毎日元気に動けること?病気にならないこと?食事に気をつけること?
私が思う「健康」とは、**“今の自分の声を聴ける状態”**のこと。疲れたら「休みたいな」と感じられて、お腹が空けば「食べようかな」と思える、そんな“自分との調和”がとれていることだと思っています。
そして、そんな調和をゆるやかにサポートしてくれる存在が、ハーブティーでした。
ハーブティーと健康がつながる理由🌱
☕ 1. 「自然の力」で、自分の感覚が目覚める
ハーブティーは、古くから世界中で民間療法のように親しまれてきた飲み物です。薬ではなく、食べものでもない、そのちょうど真ん中のような存在。
たとえば、
気持ちが落ち着かない日は、レモンバーム
胃腸が重たい日は、フェンネルやミント
風邪っぽいときは、エルダーフラワーやタイム
そんなふうに、植物の力が“今の自分”にやさしく応えてくれるのが、ハーブティーの魅力です。
🫖 2. カフェインレスで、体にやさしい
紅茶やコーヒーが好きな人も多いと思いますが、体調によってはカフェインが負担になることもありますよね。
ハーブティーは、基本的にノンカフェイン。夜に飲んでも睡眠の妨げにならず、体のリズムを乱さない飲み物として、注目されています。
ハーブティーが教えてくれた「健康の習慣」
私自身、毎日決まった時間にハーブティーを淹れることで、生活のリズムが整ってきたと感じています。
ここでは、私が実感した「健康につながるハーブティー習慣」をご紹介します。
🌞 朝:目覚めの一杯で体を温める
朝は、白湯やレモングラスティーなど、スッキリした香りと温かさで体を内側から起こします。代謝がゆっくりなタイプの私にとって、この“温める”ことは大切な目覚めの儀式。
朝に体を冷やさないことで、1日中、心も体も安定しやすくなる気がします。
☀ 昼:仕事や家事の合間に「自分に戻る」一杯を
バタバタした中でも、ほんの5分でもお茶を淹れる時間をとると、自分の軸に戻れる感覚があります。
特にお気に入りは、ペパーミントティー。香りで気分が切り替わり、頭がスーッとするので、午後の作業効率もアップ。
🌙 夜:眠る前の“心をゆるめる”お茶時間
寝る前は、カモミールやラベンダーなど、リラックス系のハーブが心地よいです。ティーカップを両手で包み、香りをゆっくり吸い込むと、1日の緊張がふわっとゆるむ。
この「スイッチをオフにする時間」があるだけで、睡眠の質もぐっと変わりました。
健康のために選ばれている人気ハーブ🌿
ここでは、特に“健康意識”が高い方に選ばれているハーブをご紹介します。すべて、カフェインレスで日常に取り入れやすいものばかりです。
ハーブ名 | 特徴 | 飲むタイミング |
カモミール | りんごのような甘い香り。リラックスサポートに。 | 夜/眠る前 |
ペパーミント | スッキリ爽快でリフレッシュしたいときに。 | 食後/仕事の合間 |
ルイボス | 抗酸化成分が豊富。毎日の健康維持に。 | いつでも |
レモングラス | 爽やかで飲みやすく、消化をやさしく促す。 | 朝/食後 |
エルダーフラワー | 変わり目の季節に人気。やさしい甘さ。 | 体調が気になる時 |
ネトル | 鉄分・ミネラル豊富で巡りを意識する方に。 | 毎日の栄養補助 |
※体質や健康状態により、合わないこともあります。体に合うかを確かめながらお試しください。
こんな人にこそハーブティーはおすすめです🍃
健康に気をつけたいけど、忙しくてなかなか習慣化できない人
コーヒーは好きだけど、夜はカフェインを控えたい人
「最近、リラックスできていないかも」と感じている人
自然由来のもので、体をやさしく整えたい人
ハーブティーは、何かを我慢したり努力したりする必要がありません。お湯を注ぐだけで、自分にやさしくする時間が始まる。それが何よりの魅力です。
おわりに ― 「健康」は、無理せず、やさしく整えるもの
健康という言葉を聞くと、ストイックに頑張らなければならないようなイメージがあるかもしれません。
でも、ハーブティーを通して私が感じたのは、**「健康って、自分にやさしくすること」**なんだということ。
頑張りすぎた日は、「よくやったね」と言ってあげる。疲れていたら、「今日はお茶でも飲んでゆっくりしよう」と声をかけてあげる。
そんな、自分自身とのやさしい対話こそが、健康への近道なのかもしれません。
ハーブティーが、そのきっかけになってくれたらうれしいです🌿☕



