ハーブティーを飲み続けると、暮らしが静かに変わっていく🌿☕～毎日の一杯がくれた、心と体のやさしい変化～

はじめに – ただの「お茶」じゃなかった

「なんとなく気になるから買ってみた」「カフェインレスで身体にやさしそう」「香りが好きだから」

そんな軽いきっかけから、私のハーブティー生活は始まりました。最初は気まぐれに飲んでいただけだったのですが、飲み続けるうちに、少しずつ変わってきたんです。自分の感覚や、暮らしのリズムが。

今回は、私自身の体験をもとに、「ハーブティーを飲み続けると、どんなふうに変わっていくのか？」をやさしくご紹介していきたいと思います。

以前は、寝る前にスマホを見ながらコーヒーを飲んだり、気づけば深夜まで起きていたり……。でも、寝る前にカモミールティーやレモンバームティーを飲むようになってから、自然と「眠る準備」ができるようになった気がします。

香りを感じながら、湯気を見つめていると、心が落ち着いて、ふとあくびが出ることも。「寝よう」と力むのではなく、「眠りにゆだねる」感覚が心地よくなりました。

朝、白湯の代わりにハーブティーを淹れるようになったことで、1日の始まりが変わりました。温かいミントティーやレモングラスの香りで目が覚めて、身体が内側からじんわり起きていくのを感じます。

以前のように慌てて飛び起きるのではなく、「今日はどんなふうに過ごそうかな」と、静かに考える余裕が持てるように。

ハーブティーには、さまざまな種類があります。たとえば──

こうして、「今の自分はどんな状態かな？」と自然に自分と対話する時間が増えてきました。

以前は体調の変化に鈍感だった私が、「今日は冷えてるな」「ちょっと無理してるな」と気づけるようになったことは、大きな変化です。

個人的な体験ですが、ハーブティーを取り入れることでホルモンバランスのゆらぎや気分の波に振り回されにくくなったように感じます。

特に、PMS（月経前症候群）の時期にレモンバームティーを飲むと、イライラやモヤモヤが和らいで、呼吸が深くなる気がするんです。

もちろん、すべての不調が消えるわけではありませんが、「ちゃんと自分にやさしくできた」という実感が、心の支えになるのだと思います。

私の実感をふまえて、一般的に言われている「飲み続けるメリット」をまとめてみました。

※個人差があります。効果を保証するものではありません。

たとえば、朝の出勤前、仕事の合間、夜の読書タイムなど、ルーティンに組み込むと続きやすくなります。

お気に入りのマグやガラスカップを使うと、気分がグンと上がります。ハーブティーの美しい色合いが、目でも楽しめます。

飽きずに続けるには、いろんな種類を楽しむのも◎その日の気分で選べるのは、まるで“自分への小さなギフト”のようです。

気づけば、ハーブティーを日常に取り入れて1年以上が経ちました。いま振り返ってみると──

これらの変化が「劇的」ではなく、「じわじわ」「静かに」起きてきたことが、ハーブティーの魅力だと思います。

「急いで整えよう」とせずに、「ゆっくりでも、ちゃんと変わっていく」そんな安心感が、ハーブティーにはあると感じています。

ハーブティーを飲み続けることは、ただ健康に良いことをするだけではなく、「今のわたしと静かにつながる」時間を持つことなのだと思います。

毎日の中で数分だけでも、自分を整えるスイッチとして。心と体の声に、耳を澄ますひとときとして。

ハーブティーは、そんなやさしい時間を、今日も届けてくれます。