冷えが気になる季節に。心と体を温めるハーブティー習慣
- 道敬 大塚
- 8月18日
- 読了時間: 3分

朝晩の気温差が大きくなり、手足が冷たく感じられる季節。「なんだか体が冷えているな」と思ったとき、あなたはどう過ごしていますか?
湯たんぽやあったかい服ももちろん大切ですが、内側からやさしく整える方法としておすすめなのが、ハーブティーの習慣です。
本記事では、「冷えが気になる季節にぴったりのハーブティー」や、日常に取り入れやすい飲み方をご紹介します。
冷えやすい季節に感じる不調とは?
寒さが本格化する前の、秋や初冬。この時期は「冷え」が少しずつ体に入り込み、さまざまな“なんとなく不調”として現れることがあります。
朝起きるのがつらい
手足が冷たい
肩がこる
気分が落ち込みがち
これらは、日々の疲れやストレスに加え、体温の低下による巡りの滞りが関係しているとも言われます。そんな時こそ、体を内側からやさしく温めるケアが必要です。
ハーブティーは「心と体をほっとさせる時間」
ハーブティーの魅力は、なんといっても自然の香りと穏やかな味わい。ただ「飲む」というよりも、その時間そのものが癒しになります。
カップから立ちのぼる湯気を眺めながら、深呼吸。それだけで、張りつめた心がふっとゆるむ感覚があるかもしれません。
「冷え」に対して、直接的な効果を語ることはできませんが、心が落ち着いたり、体がぽかぽかしてきたりと、日々の小さな変化を感じることはあるでしょう。
冷えが気になるときに選びたいハーブ
「何を飲めばいいの?」という方のために、寒い季節におすすめのハーブをご紹介します。
● ジンジャー(ショウガ)
スパイシーな香りで人気のジンジャーは、寒い朝の目覚めの一杯にぴったり。ピリッとした刺激とともに、体がじんわり温まるような感覚があります。
● シナモン
甘くてやさしい香りが特徴のシナモンは、冷えが気になる夜におすすめ。ミルクティーとブレンドすると、まるでスイーツのようなティータイムに。
● ルイボス
ノンカフェインでやさしい味わいのルイボスは、体をいたわりたい時にぴったり。くせがなく飲みやすいため、毎日の定番として取り入れやすいハーブです。
暮らしに「温かさ」を取り入れる工夫
ハーブティーをもっと楽しくするための、ちょっとした工夫をご紹介します。
■ お気に入りのマグカップを使う
お気に入りの器で飲むだけで、気分が上がります。温もりを感じる陶器や木のカップなど、手触りにもこだわってみて。
■ 朝と夜で違うブレンドを楽しむ
朝は目覚めの一杯にスパイス系を。夜はリラックスできる優しいブレンドを。時間帯で香りや味を変えることで、より深く自分と向き合える時間になります。
■ ハーブと一緒に音楽や読書を
湯気を眺めながら本を読んだり、好きな音楽を流したり。五感すべてを心地よさで満たすと、体も自然とほぐれていきます。
最後に|冷えは、心のサインかもしれない
「冷えているな」と感じた時は、もしかしたら心ががんばりすぎているサインかもしれません。そんな時こそ、自分をゆっくりと包み込む時間が大切です。
1日1杯のハーブティーが、そのきっかけになりますように。
自然の恵みを感じながら、心と体をやさしく整える暮らしを、今日からはじめてみませんか?